こんにちは!
今日は飛行機が使う時間についての話です。
飛行機は全世界を飛び回っていますが、国を跨げばたいてい時差が発生しますよね。
例えば日本とハワイでは19時間の時差があり、日本時間で5月30日20時だとハワイの時間は5月30日午前1時になります。
このように地域ごとに時差があり時間は違いますが、飛行機で飛んでいる時にこの時差があるととても厄介なことになります。
パイロットは各国の管制官と「ポイント通過時刻は〇〇時××分です。」「空港が開くのは〇〇時です。」といったやりとりを行う時に時間を使います。
しかしその時間がそれぞれの地域で違ってしまうといちいち時差を計算しなければいけなかったり、勘違いが起きてしまう原因になります。
そのため航空の世界では、協定世界時(UTC)という一つの時間を用いています。
協定世界時は日本時間からマイナス9時間で計算できます。
日本時間で午前9時なら航空の世界では0時(UTC)ということになります。
これは国際線はもちろんのこと、日本国内だけを飛んでいる国内線にとっても共通のルールです。
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