日本航空のB777-300ER型機の退役

日本航空が運航していたボーイング777-300ER型機の初号機(JA731J)が、退役のため2025年8月5日未明にアメリカのロズウェル国際航空センター空港へ向けて羽田を飛び立ちました。

この機体は2004年6月15日に米シアトル近郊のエバレット工場でJALに引き渡され、同年7月1日の成田-シンガポール線から運航を開始しました。B747-400の後継機としてニューヨークやロンドンなどの長距離路線を中心に飛び、今年5月27日の上海発羽田行きのJAL80便が最後の商業フライトとなりました。退役時の飛行サイクルは1万606回、飛行時間は8万7615.7時間。製造から退役までの21年間(18万4000時間)のうち、およそ半分の時間を飛行していた働き者です。人より働いていますね。

大きな事故もなく役割を全うしたとても優秀な機体でした。母国でゆっくり羽を休めてもらえたらいいですね。お疲れ様でした。

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