気象の基本

気象予報士試験は合格率5%と言われる難しい資格試験ですが、合格者に小学6年生もいるという試験です。つまり、一見すると難しい理系の基礎知識が必要に見えるけど、気象に特化した勉強をするだけで文系でも合格までの知識を十分得ることができます。実は理系科目が苦手な人でもチャレンジしやすい門戸の広い資格試験なのです。

筆者も理系科目は苦手なため、難しいことを書くことができませんが、要点をできるだけかいつまんでわかりやすく書いていきたいと思います。

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暖かい空気は軽い、冷たい空気は重い

暖かい空気が軽くて上にいき、冷たい空気が重くて下にいくというのは日常生活でも見かける現象のためイメージしやすいですね。冬に暖房をつけた時に足元がなかなか温まりにくいのがいい例ですね🥶

この現象は水でも同じことが起きますよね。お風呂でもしばらく時間が経った浴槽のお湯は上は暖かいけど、下の方が冷たくてびっくりすることがあります。

湿った空気が軽い、乾いた空気は重い

空気が温度で上にいったり下にいったりするのはイメージしやすいですが、湿度で空気の重さが変わるのはあまりなじみがないですよね。しかも個人的に湿った空気は水分を含んだタオルのように重くなるかと思いきや、その逆で湿った空気の方が軽くて上に登っていくのです。

これは物理の話で、水蒸気の分子の方が空気の分子よりも軽いという事実で説明できます。

わかりやすい事例が思い浮かばないですが、桶に張ってある水が数日経つと自然と蒸発して水が減っているのも、湿度の高い空気が上昇して乾燥している空気と入れ替わるから、でしょうか。

とりあえず湿った空気は軽く、乾いた空気は重いのですԅ(ФωФԅ)そういう決まりなんです!

空気の重さは対流活動に関わってくる

軽いものが上に行き、重いものが下に行くのは当たり前ですよね。でもこの事実を知っていれば、気象の勉強はほとんど勝ったようなものです←

暖かく湿った軽い空気の上に、ずっしりと重たい冷たく乾いた空気が乗ってきたら、場所を入れ替えようと重い空気は下へ、軽い空気は上へ移動しようとします。この動きが対流です。

対流活動は雲を作り、さまざまな気象現象のもとになります。

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