短期予報解説資料を読もう!24年11月19日

おはよう

ございます☀️今日は寒いですね🥶

今日の短期予報解説資料を見ていきましょう📗

目次

短期予報解説資料 2024年11月19日03時40分発表

主要じょう乱解説図

短期予報解説資料抜粋

1.実況上の着目点


① 日本付近は引き続き冬型の気圧配置となっていて、 全国的にやや強い風や強い風が吹き、波が高くしけとなっている所がある。 また、 青森県の山地では、12時間に40cmを超える降雪となっている所がある。

出典:気象庁

日本に等圧線がたくさんかかっていて風が強くなりそうです。

出典:気象庁

② 東海道沖~伊豆諸島南部付近には北東風と北西風による地上のシアーラインがのびており、1時間に数mmの雨量を
解析。

2. 主要じょう乱の予想根拠と防災事項を含む解説上の留意点

① 日本付近の冬型の気圧配置は 19 日午前中まで続き、午後からは日本海中部に移動性高気圧が張り出して、 次第に緩む。

出典:気象庁

北日本では、 19日午前中にかけて、 引き続き850hPa -12℃以下の寒気が流入し、大雪となる所がある。北日本では、19日明け方にかけて大雪に警戒し、19日午前中にかけて、風雪による視程障害、電線や樹木への着雪、積雪や路面凍結による交通障害に注意。また、19 日は全国的に強風やうねりを伴った高波に注意し、 南西諸島と西~東日本太平洋側では20日にかけて、 うねりを伴った高波に注意。

出典:気象庁(編集あり)
出典:気象庁(編集あり)
推計気象分布

北海道・東北地方の日本海側の低地では雪のところも見られます。850hPaで-6℃以下の寒気がかかると雪が降る例ですね。850hPaで-9℃以下なら大雪も考えられます。標高の高い地域なら850hPa 0℃で雪が降ります。


② 2項①の高気圧は20日には日本の東に移動する。高気圧の東進に伴い、1項②の地上のシアーラインは、20日朝にかけて東海道沖を西進し、20日夜には東海道沖で低気圧が発生する。シアーラインや低気圧に吹き込む下層暖湿気の影響で大気の状態が不安定となり、雷雨となる所がある。東日本太平洋側では、21日は落雷や突風、急な強い雨に注意。

出典:気象庁

③ 2項②の高気圧縁辺の下層暖湿気が流入し、 南西諸島付近では20~21日は大気の状態が不安定となり、雷雨となる所がある。南西諸島では、21日は落雷や突風、急な強い雨に注意。

④ 500hPa 5400m付近のトラフに対応し、20日は日本海に地上のシアーラインが形成され、21日朝にかけて東~北日本を通過する。上空寒気とシアーラインに向かって流入する下層暖湿気の影響で、大気の状態が不安定となる。また、シアーライン周辺では気圧の傾きが大きくなり、強い風が吹き、波が高くなる所がある。北日本では 20~21 日にかけて、東日本では 21 日は強風や高波、落雷や突風、降ひょうに注意。

3.数値予報資料解釈上の留意点

総観場はGSMを基本、量予想や降水分布はMSMやLFMも参考。

4.防災関連事項 [量的予報等]

① 雨量(06 時からの24 時間):多い所(100mm 以上)はない。② 降雪量(06時からの24時間) :多い所(注意報基準以上)はない。③ 波浪(明日まで):伊豆諸島5、東北・北陸・近畿・中国・九州北部・沖縄4、その他3m。

5.全般気象情報発表の有無

発表の予定はない。

日本海上で筋上の雲

出典:気象庁

大陸からの寒気で日本海上には筋上の雲ができています。ただ離岸距離は長く見えるため、大陸からの寒気の吹き出しは弱めに見えます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次