短期予報解説資料を読もう!24年11月20日

おはようございます☁️

今日も短期予報解説資料を読んでいきましょう📗

目次

短期予報解説資料 2024年11月20日03時40分発表

主要じょう乱解説図

短期予報解説資料抜粋

1.実況上の着目点


① 日本海に高気圧があって、東南東に移動。高気圧縁辺の湿った空気の流入で、 南西諸島では局地的に強い雨を解析。 高気圧の縁辺では気圧の傾きが大きくなっており、 南西諸島と北日本では、 やや強い風の吹いている所があり、 南西諸島と西~東日本太平洋側、 北日本では、波が高くしけとなっている所がある。

出典:気象庁
出典:気象庁
予想天気図降水量 3時間, 2024/11/19 21:00 (UTC+09:00), © Ventusky.com

2.主要じょう乱の予想根拠と防災事項を含む解説上の留意点


① 1項②のシアーラインは、 20日朝にかけて東海道沖を西進。 20日夜には東海道沖で低気圧が発生し、22 日にかけて発達しながら日本の東を北東進。低気圧に向かって下層暖湿気が流入し、大気の状態が非常に不安定となり雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる所がある。伊豆諸島では 21 日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、強風や高波、落雷や竜巻などの激しい突風に注意。

出典:気象庁


② 500hPa 5400~5460m のトラフに対応し、20 日朝までに日本海で地上のシアーラインが形成し、21日朝にかけて東~北日本を通過する。シアーラインに向かって下層暖湿気が流入し、上空寒気の影響が加わり、 大気の状態が不安定となり、 雷を伴って強い雨の降る所がある。 北日本では21日にかけて、東日本日本海側では21日は、落雷や突風、降ひょう、急な強い雨に注意。

出典:気象庁
出典:気象庁(編集あり)


③ 20 日朝までに日本の東で高気圧が顕在化、21 日にかけて日本のはるか東に移動する。高気圧の縁辺では気圧の傾きが大きくなり、東よりの風による風浪とうねりにより、波が高くなりしけとなる所がある。南西諸島と西~東日本太平洋側では21日にかけて、うねりを伴った高波に注意。

出典:気象庁


④ 500hP 5340~5400mのトラフに対応し、21日夜までに日本海で低気圧が発生。低気圧は発達しながら北東進し、22日に北日本を通過する。また、シアーラインが22日に東~北日本を通過する。シアーラインや低気圧に向かって下層暖湿気が流入し、大気の状態が不安定となり、雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる所がある。22 日は、東日本日本海側では土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、東~北日本では落雷や突風、降ひょう、全国的に強風や高波に注意。

出典:気象庁
出典:気象庁()

3.数値予報資料解釈上の留意点

総観場はGSMを基本、量予想や降水分布はMSMやLFMも参考。

4.防災関連事項 [量的予報等]

① 雨量(18時からの24時間):多い所(100mm以上)はない。


② 波浪(明日まで):伊豆諸島4、関東・東海・近畿・沖縄3m。

③ 高潮(明日まで) :大潮の時期。東日本では、注意報基準を超過する所がある。

5.全般気象情報発表の有無

発表の予定はない。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次