短期予報解説資料を読もう!24年11月5日

おはようございます☀️

今日も短期予報解説資料を読んでいきましょう📕

目次

短期予報解説資料 2024年11月5日03時40分発表

主要じょう乱解説図

短期予報解説資料抜粋

1.実況上の着目点


① オホーツク海に前線を伴う低気圧があって、 東進。 低気圧から前線が北~西日本にのびる。前線や低気圧に向かって、下層暖湿気が流入し、 前線や伊豆諸島周辺では 1 時間に 20~30mm の強い雨や激しい雨を解析。 伊豆諸島周辺では雷を検知。また、 前線や低気圧周辺では気圧の傾きが大きくなっており、強い風が吹き、 波が高くなっている所がある。

出典:気象庁


② フィリピンの東には台風第22号があって、北西進。

2.主要じょう乱の予想根拠と防災事項を含む解説上の留意点


① 1項①の低気圧は、5日朝には千島近海へ進む。前線の閉塞点上に5日朝までに低気圧が発生し、5日夜には千島の東に進み、前線が日本の東にのびる。前線や低気圧に向かって下層暖湿気が流入し、大気の状態が不安定となり、前線や低気圧の周辺では気圧の傾きが大きくなり、強い風が吹き、波が高くなる所がある。東~北日本では5日は、強風や高波、落雷や突風、降ひょう、急な強い雨に注意。


② 1項②の台風は7日にかけて、フィリピンの東を発達しながら北西進。南西諸島では次第に台風周辺の下層暖湿気が流入し、大気の状態が不安定となる。7日は、落雷や突風、急な強い雨に注意。

③ 5 日夜までに、日本海西部でシアーラインが形成。シアーライン周辺では、下層風の収束と上空の寒気により大気の状態が非常に不安定となる。西日本日本海側では 6 日にかけて、東日本日本海側では6日は、落雷や突風、降ひょう、急な強い雨に注意。局地的には竜巻などの激しい突風に注意。

④ 中国東北区に中心を持つ高気圧が7日にかけて、東シナ海に張り出す。高気圧と2項②の台風との間で気圧の傾きが大きくなり、風が強く吹き、波が高くなりしけとなる所がある。南西諸島では 7 日にかけて、西日本では6~7日は、強風やうねりを伴った高波に注意。

⑤ 7 日は日本付近は一時的に西高東低の気圧配置となる。北日本には、850hPa-6℃以下の寒気が流入し、北日本日本海側を中心に降雪となり、平地でも積雪となる所がある。北日本では 7 日は、積雪や路面凍結による交通障害に注意。また、6~7 日は、東~北日本では強風や高波に、東日本日本海側と北日本では落雷や突風に注意。

3.数値予報資料解釈上の留意点

総観場はGSMを基本、量予想や降水分布はMSMやLFMも参考。

4.防災関連事項 [量的予報等]

① 雨量(06時からの24時間):多い所(100mm以上)はない。


② 波浪(明日まで):沖縄5、北海道・東北・北陸・近畿・中国・奄美3m。

③ 高潮(明日まで):大潮の時期。西~東日本では注意報基準を超過する所がある。

5.全般気象情報発表の有無

発表の予定はない。

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