おはようございます☀️
今日も短期予報解説を読んでいきましょう📕
短期予報解説資料 2024年11月8日03時40分発表
主要じょう乱解説図

1.実況上の着目点
① 日本付近の冬型の気圧配置は次第に緩んできているが、850hPa -6℃以下の寒気が流入している北日本では 3時間に5cm前後の降雪となっている所がある。風も次第に弱まっているが、 北・東日本ではまだ波が高い所がある。



「冬型の気圧配置が緩む」とは日本付近の等圧線の間隔が広がり、寒気が弱まることを指します。日本付近の等圧線の本数が減ってきたら「あー冬型が緩んできたなぁー」って言えるようになりたいですね。
② 南西諸島では、中国東北区に中心を持つ高気圧とフィリピンのルソン島を西進している台風第22号との間で気圧の傾きが大きく、 やや強い風が吹いて、 うねりを伴って波が高くなっている所がある。 また、 高気圧縁辺の下層暖湿気の影響で、沖縄の南では激しい雨を解析しており、発雷を検知。
2.主要じょう乱の予想根拠と防災事項を含む解説上の留意点
① 1 項①の冬型の気圧配置は次第に緩み、北日本の降雪も弱まるが、8 日は積雪や路面凍結による交通障害に注意。また、8日午後から9日にかけて500hPa5280~5460mのトラフに対応する気圧の谷がオホーツク海で深まり、9日朝には千島近海で低気圧が発生して東進。北海道地方では気圧の傾きが大きくなるため、9日にかけて強風や高波に注意。

② 1項②の高気圧は、 9日にかけて日本海をゆっくり東に移動し、 北日本から日本の東に中心を移す。下層寒気の影響が次第に弱まり、北日本から西日本では 9 日にかけて高気圧に覆われて晴れる所が多いが、9日は500hPa5760m付近のトラフが通過するため、高気圧縁辺となる伊豆諸島では対流雲の発達に留意。南西諸島では、9日にかけて高気圧縁辺の850hPaθe339K以上の下層暖湿気が流入して大気の状態が非常に不安定となるため、雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる所がある。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意。
③ 台風第 22 号は南シナ海に進み、南西諸島への影響は小さくなるが、南西諸島や小笠原諸島は、2項②の高気圧縁辺となるため、 10日にかけて吹走距離の長い東よりのやや強い風が吹き、 うねりを伴って波が高く、しける所がある。うねりを伴った高波に注意。

3.数値予報資料解釈上の留意点
総観場はGSMを基本、量予想や降水分布はMSMやLFMも参考。
4.防災関連事項 [量的予報等]
① 雨量(06時からの24時間):沖縄120、奄美100mm。
② 波浪(明日まで):北海道・伊豆諸島・奄美・沖縄3m。
5.全般気象情報発表の有無
発表の予定はない。
昨日より冬型が緩んだ衛星画像
昨日の衛星画像
昨日は大陸から吹く寒気によって日本海上に筋状の雲ができています。冬の日本海らしい雲ですね。大陸からさほど距離を置かずに雲ができていることから「離岸距離が短い」ことがわかります。離岸距離が短いということは、大陸からの寒気が強いことを意味します。
今日の衛星画像
冬型が崩れている衛星画像ですね。日本海にある高気圧で日本の多くは秋晴れになりそうですが、高気圧の縁辺流で沖縄周辺には雲が集まっています。
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