短期予報解説資料を読もう!24年12月18日

おはようございます☀️

今日も短期予報解説資料を読んでいきましょう📖

目次

短期予報解説資料 2024年12月18日03時40分発表

主要じょう乱解説図

短期予報解説資料抜粋

1.実況上の着目点


① カムチャツカの東の低気圧とバイカル湖付近の高気圧との間で気圧の傾きが大きく西高東低の冬型の気圧配置となっており、日本付近は寒気移流が強まっている。 北日本や東日本日本海側の山沿いでは、 3時間に5~10㎝程度の降雪を観測。

出典:気象庁
出典:気象庁


② 日本海~北陸地方にシアーラインが停滞、 北陸地方の平地では雷を伴って1時間に20mm程度の雨を解析。 これまでの雨の影響も加わり、 土砂災害の危険度が高い状態が続いており、 新潟県では土砂災害警戒情報を発表している。

③ 冬型の気圧配置や②のシアーラインの影響で気圧の傾きが大きくなっており、北~西日本では、やや強い風が吹き、波が高くなっている所がある。

出典:気象庁

2.主要じょう乱の予想根拠と防災事項を含む解説上の留意点

① 日本付近は冬型の気圧配置が続く中、 19日にかけて500hPaで-33℃以下の寒気を伴うトラフが深まりながら西~東日本を通過する。

出典:気象庁(編集あり)

🐱:19日9時の予想では-30℃と-33℃の温度線が先端が四国周辺まで尖っていますね。尖ったまま日本の東へ抜けていってるのがわかりますね。

850hPaで-6℃以下の寒気は、18日は西日本太平洋側~東日本日本海側に、19日は西~東日本の太平洋側に南下する。また、1項②のシアーラインは18日夜は西日本日本海側に南下する見込み。日本海側には寒気による対流雲の流入が続き、北日本や西~東日本の山沿いでは雪、西~東日本の平地では主に雨となる見込み。北日本では18日は、西~東日本の日本海側の山沿いでは19日にかけて、大雪に注意・警戒し、着雪やなだれに注意。18日は北陸地方の平地では土砂災害に厳重に警戒。19日にかけて西~東日本日本海側の平地では土砂災害に注意。

出典:気象庁(編集あり)
出典:気象庁

② 上空寒気やシアーラインの影響で、 大気の状態が非常に不安定となる所がある。 北日本は18日は、西~東日本は19日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、急な強い雨に注意。

③ 冬型の気圧配置やシアーラインの影響で、日本付近は気圧の傾きが大きい状態が続く。19日にかけて九州北部では雪を伴った暴風に警戒。全国的に19日にかけて、強風や風雪、高波に注意。

④ 20日は、高気圧が日本付近に移動してくるため、次第に冬型の気圧配置はゆるみ、寒気移流も弱まる見込み。

出典:気象庁

🐱:19日21時の予想図ですが、中国大陸の方から高気圧がソソソ|ωΦ) ソォーッ…と日本にじりよってきていますね。

3.数値予報資料解釈上の留意点

総観場はGSMを基本、量予想や降水分布はMSMやLFMも参考。

4.防災関連事項 [量的予報等]

① 雨量(06 時からの24 時間):多い所(100mm 以上)はない。

② 降雪量(06時からの24時間):北陸・中国40、北海道・東北・関東甲信・近畿30、九州北部20・東海15・四国10㎝。

③ 波浪(明日まで):九州北部5、中国・沖縄4、北海道・伊豆諸島・北陸・近畿・九州南部・奄美3m。

④ 高潮(明日まで):大潮の時期。北~東日本で注意報基準を超過する所がある。

5. 全般気象情報発表の有無

「雷と突風及び降ひょうに関する全般気象情報」 を5時頃に発表予定。

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