短期予報解説資料を読もう!24年12月4日

おはようございます☀️

今日も短期予報解説資料を読んでいきましょう📖

目次

短期予報解説資料 2024年12月4日03時40分発表

主要じょう乱解説図

短期予報解説資料抜粋

1.実況上の着目点


① 500hPa 5040m 以下の寒冷渦に対応するシベリアの低気圧からオホーツク海~日本の東にのびる気圧の谷に向かう下層暖湿気の影響で、日本の東では活発に発雷、激しい雨を解析。

出典:気象庁
出典:気象庁


② ①の寒冷渦を回る500hPa 5280m 付近のトラフに対応して日本海を東北東進する低気圧に向かう下層暖湿気の影響で、日本海~北日本では、1 時間に 5mm 前後の雨を解析、東北太平洋側でメソサイクロンを検出。

出典:気象庁(編集あり)

③ ①の気圧の谷や②の低気圧と、 華北の高気圧との間で気圧の傾きが大きくなり、北日本と東~西日本の日本海側を中心に、やや強い風が吹き、波が高くなっている所がある。

出典:気象庁

2.主要じょう乱の予想根拠と防災事項を含む解説上の留意点

① 4日は、 1項①の気圧の谷は日本のはるか東に進み、 1項②の低気圧は三陸沖に進んで不明瞭になる。

出典:気象庁


② 1項①の寒冷渦は、6日にかけてゆっくりオホーツク海に進み、寒冷渦を回る500hPa 5100m付近のトラフに対応して、4日夜までに日本海北部に発生する低気圧が5日にかけてオホーツク海に進み、低気圧からのびるシアーラインが北日本を通過する。

出典:気象庁

また、5 日夜までに日本海で発生する低気圧が、6日にかけて北日本を通過する。このため、北日本と東日本の日本海側では 6 日にかけて、大気の状態が不安定となる所がある。落雷、突風、降ひょう、急な強い雨、局地的には竜巻などの激しい突風に注意。 また、 北陸地方と東北地方の日本海側では、 これまでの雨の影響で地盤が緩んでいる所があり、少しの雨でも土砂災害の危険度が高くなるおそれがある。土砂災害に注意・警戒。

出典:気象庁

③ 2項①及び②の気圧の谷や低気圧と大陸の高気圧との間で気圧の傾きが大きくなり、北日本と東~西日本の日本海側を中心に 6 日にかけて、やや強い風や強い風が吹き、波が高くなりしけとなる所がある。強風や高波に注意。

出典:気象庁

④ 6日にかけて、 850hPaで-6℃以下の寒気が東北北部に、-12℃以下の寒気が北海道地方に停滞する。北日本では平地でも、東日本の日本海側では山地を中心に積雪となり、北日本では大雪となる所がある。大雪や積雪による交通障害、着雪、風雪に注意。

出典:気象庁(編集あり)

⑤ 4日朝までに日本の南で発生する低気圧が、5 日にかけて日本のはるか東に進み、寒冷前線が小笠原諸島を通過する。小笠原諸島では4日は、落雷や突風、急な強い雨に注意。

出典:気象庁

3.数値予報資料解釈上の留意点

総観場はGSMを基本、量予想や降水分布はMSMやLFMも参考。

4.防災関連事項 [量的予報等]

① 雨量(06 時からの24 時間):多い所(100mm 以上)はない。

② 降雪量(06時からの24時間) :北海道40、東北30cm。

③ 波浪(明日まで):北陸4、北海道・東北・伊豆諸島・近畿・中国3m。④ 高潮(明日まで):大潮の時期。北~東日本では注意報基準を超過する所がある。

5.全般気象情報発表の有無

発表の予定はない。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次