こんにちは☀️
今日は気象予報士試験でしたね📚
ひきこもごもかもしれませんが皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて今日は午後の短期予報解説資料を読んでいきましょう📖
短期予報解説資料 2025年1月26日15時40分発表
1.実況上の着目点
① 500hPa 5100m 以下の寒冷渦に対応して、前線を伴った低気圧が急速に発達しながら日本の東を北東進、別の低気圧が三陸沖を南東進。北日本~東日本日本海側の山沿いでは3時間で3cm程度の降雪を観測。
🐱:寒気が南に伸びてるところが二つあって面白いね。
② アムール川下流域の高気圧と①の低気圧の間で気圧の傾きが大きくなり、全国的にやや強い風が吹き、波が高くなってしけている所があり、北日本の太平洋側では非常に強い風が吹いて、大しけとなっている所がある。
2.主要じょう乱の予想根拠と防災事項を含む解説上の留意点
① 28 日にかけて 1 項①の寒冷渦は千島の東に進む。対応する低気圧は、27 日にかけて急速に発達しながら千島の東~千島近海に進んで、28日は千島の東~オホーツク海に進む。
② 27 日は、500hPa 5580m 付近のトラフに対応して、朝までに南西諸島付近に発生する低気圧が日本の南に進む。この低気圧は28日朝までに不明瞭になる。28日は、500hPa 5220m付近で-30℃以下の寒気を伴う寒冷渦に対応して、低気圧が発達しながら日本海に進む。また、この寒冷渦を回る 5460m 付近の正渦度極大域に対応して、28日朝までに東日本太平洋側に発生する低気圧が日本の東に進む。
③ 28日にかけて、2項①や②の低気圧と大陸の高気圧との間で気圧の傾きが大きくなり、やや強い風や強い風が吹き、波が高くなりしける所があり、北~東日本太平洋側では非常に強い風が吹き、大しけとなる所がある。また、2項①の急速に発達する低気圧からのうねりの影響を受ける所がある。北日本では26日は暴風や高波に警戒し、東日本では27日にかけて高波に警戒。全国的に28日にかけて、強風や風雪、うねりを伴う高波に注意。
④ 2 項②の低気圧に向かう下層暖湿気や上空寒気の影響で、大気の状態が不安定となる所がある。南西諸島では27日は、西日本では27~28日は、東~北日本では28日は、落雷や突風、降ひょう、急な強い雨に注意。
⑤ 850hPaで-6℃の寒気は、26日は東日本日本海側に、27日は東北北部~西日本太平洋側に、28日は西~東日本太平洋側に移流。北日本では 27~28 日は、東~西日本日本海側では 28 日は、大雪による交通障害、着雪、なだれに注意。
3.数値予報資料解釈上の留意点
総観場はGSMを基本、量予想や降水分布はMSMやLFMも参考。
4.防災関連事項 [量的予報等]
① 雨量(18 時からの24 時間):多い所(100 ㎜以上)はない。② 降雪量(18時からの24時間):北海道30cm。③ 波浪(明日まで):東北・関東6、北海道5、伊豆諸島・沖縄4、その他の広い範囲で3m。④ 高潮(明日まで):大潮の時期。北~東日本で注意報基準を超過する所がある。
5.全般気象情報発表の有無
発表の予定はない。
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