短距離の路線は廃止?!フランスで代替手段がある短距離航空路線禁止

こんにちは!

今回はフランスで2023年5月23日から施行された短距離航空路線廃止に関する法律についてのお話です。

この法律では、鉄道で2時間30分以内の代替手段がある航空路線の運航が禁止されました。

この法律の目的は最近お馴染みのCO2排出量削減のためです。

航空会社が運航するフランス国内線のうち、鉄道で2時間30分以内の代替手段がある短距離路線が対象になります。

パリのオルリー空港を発着する国内線のうち、リヨン、ナント、ボルドーの3路線が対象です。

フランスの大手航空会社エールフランスはすでにこの3路線から撤退しています。

この3路線以外のオルリー発着の国内線や、シャルル・ド・ゴール空港を発着する国内線は対象外になっています。

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日本でいうと羽田-伊丹便は廃止対象?

今回のフランスで施行された法律を日本で当てはめると、東京-大阪は新幹線でおよそ2時間30分で行くことができるため、ギリギリ羽田-伊丹便という航空会社にとって超ドル箱路線も廃止対象になってしまいます。

日本で同じことを行ったら航空会社は大きな収益源を失いそうですね。

CO2排出量削減に対するヨーロッパの本気度を感じさせる法律でした。


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