こんにちは。今日は、飛行機は１日にいったい何時間くらい空を飛んでいるんだろう？という素朴な疑問について考えていきましょう。
コロナ禍で便数が減っているため、飛行機たちは以前より地上で休んでいる時間が多い昨今ですが、その中でも比較的多く飛行しているであろうLCCのとある機体を参考に見てみましょう。今回は成田空港を中心に活躍しているLCCのジェットスター・ジャパン株式会社が保有するエアバスA320のJA14JJという機体を選択させていただきました。
2022年7月21日のJA14JJ(A320)のフライト
Flight Awareというサイトで機体の登録記号を検索するとその機体の直近のフライトデータを見ることができます。7月1日のJA14JJの１日を見てみると…
①2022年7月21日07時46分 成田空港出発 → 09時24分 熊本空港到着 飛行時間1時間38分
②2022年7月21日10時09分 熊本空港出発 → 11時38分 成田空港到着 飛行時間1時間29分
③2022年7月21日13時06分 成田空港出発 → 14時16分 高知空港到着 飛行時間1時間10分
④2022年7月21日15時10分 高知空港出発 → 16時18分 成田空港到着 飛行時間1時間08分
⑤2022年7月21日18時01分 成田空港出発 → 19時31分 福岡空港到着 飛行時間1時間30分
⑥2022年7月21日20時33分 福岡空港出発 → 22時01分 成田空港到着 飛行時間1時間28分
以上、8時間23分間の合計6フライトを朝から夜まで実施していました。
「こんなもんか」と思う人もいれば「結構働いているなぁ」という感想を持つかもしれません。
ちなみに、Flight AwareによるとこのJA14JJさんは6月中の休日は2日間しかなかったようです。7月は7月22日現在、１日も休日がありません。人間だと過労死してしまうような勤務日数かもしれませんね笑。しかし飛行機の場合は、夜間などの飛行していない時間に整備・点検が行われ、また数年に一度、10日から1ヶ月程度の大きな整備も行っているため、しっかりと安全が担保されているのです。
毎日毎日、晴れの日も大雨の日も空を飛び続けて働いている飛行機たちには頭が上がりませんね。働く飛行機たちに元気を貰いながら我々も頑張って働いていきましょう！
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