こんにちは!
今回はエアバスA380ファンにとって朗報です!
イギリスの新興航空会社「グローバル・エアラインズ」が世界最大の旅客機エアバスA380を使って長距離国際線市場に打って出るというニュースです。
A380は唯一の総2階建ての旅客機で2023年現在、運用されている世界最大の航空機になります。
しかしその大きさゆえの使い勝手の難しさから需要が伸びず、優秀な機体であるにも関わらず2021年に生産を終了してしましました。2005年に初飛行してから生産終了まで16年という短さです。
昨今の新型コロナウイルスの流行による業界の変化で、A380をすでに持っている航空会社もA380の退役を加速させている状況でした。
しかしそんな中、新たにA380を導入しようという航空会社がグローバル・エアラインズです。2023年5月に中古のA380の1機目を購入し、4機体制で2024年春から大西洋横断便を開設する予定だそう。
その後もさらに多くのA380の導入も示唆しています。
グローバル・エアラインズは2021年に起業家のジェームス・アスクィス氏により設立されました。
彼は24歳までに世界196ヶ国全てを訪れたギネス最年少記録を保有しています。
そんな彼が立ち上げたグローバル・エアラインズは世界で最も大きくユニークで快適な旅ができるA380を使い、人々に新しい体験を提供してくれるでしょう。
A380はコロナ禍以降、保有している各社が早期の退役を発表していますが、このタイミングでのA380導入は投資としては抜群のタイミングだったのではないかと思います。それは…
✅中古価格が下落しているため
✅中古とは言え、まだ使える機体が多い
という理由です。
各社が早期退役で引渡し先を探している状況であれば、市場では供給が過多になっている可能性が高いです。
買い手側のグローバル・エアラインズからすれば安く買い叩くチャンスであり、低コストでA380を手に入れることができます。
また初飛行から20年も経過していない機種であるため、まだまだ使うことができる機体がゴロゴロあります。
コロナ禍が終わりつつある昨今、世界の航空需要は想定以上の勢いで戻りつつあります。
となればA380が活躍できる路線というのもこれからたくさん出てきます。
当初は大西洋横断路線を計画しているようですが、そのうち日本路線へのグローバル・エアラインズが参入したら面白いですね。
今回はこの辺で。
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