B767の特徴について

こんにちは!

さて、今回はボーイングシリーズの第2段。B767について解説していきましょう。

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B767は日本の航空会社では日本航空・全日本空輸・エアドゥの3社が取り扱っています。

200人以上の旅客を運ぶことができる中型機です。

B767はお客さん以外に貨物を運ぶのにも重宝される機体

さてお客さんの座席がある空間を”キャビン”と呼びますが、キャビンの下、つまりみなさんが飛行機に乗った時の床下には何があるかご存じでしょうか。

床下には貨物室があるのです。そこにはみなさんが空港で預けたスーツケースなどの荷物があります。場合によってはお客さんが預けたワンちゃん猫ちゃんなどのペットもケージに入った状態でここに入れられて目的地まで運ばれます。

話が逸れましたが、このB767には貨物室に航空用コンテナが積める飛行機なんです。

航空会社はお客さんからの運賃で飛行機を飛ばして利益を得ていると思いがちです。

しかしそれだけではなく、空いたスペースを使ってさまざまな荷物を運ぶことで収入を得ています。

時々、閑散期などのお客さんが少ない時期には150人乗れる飛行機に30人ほどしか乗っていない場合もあります。一般的に飛行機は定員の70%の搭乗率で黒字になると言われています。なので150席の飛行機に30人しか乗ってないと搭乗率20%で旅客だけの点では大赤字で飛行機を飛ばすことになります。しかしもし貨物で大きな利益が出ていればそのフライトを黒字にすることができます。

特にコロナ禍ではお客さんが激減してしまいましたが、医薬品やマスクなどの貨物需要は旺盛だったため航空会社はお客さんが0人でも貨物で利益を上げることができました。

その時は床下の貨物室のみならず、客席にも段ボール箱を積載していた映像が報道されました。

ではB767の見分け方を解説していきましょう。

中型機!大きいような小さいような…

 B737より大きくB777より小さいまさに中型機のサイズです。

メインギアは2列!

飛行機のお腹あたりについているタイヤは2列。ただしこれだけでは他の中型機と混同するため決め手にはなりません。

ただ中型機の特徴としてメインギアが2列というのは覚えておくと良いでしょう。

エンジン音が特徴的

かなりマニアックな特徴ですが、B767は独特の「キィィーンッ」というエンジン音がします。文字で説明するのは難しいのですが、聞き慣れると外を見なくてもB767が近くを飛んでいることがわかる人もいるとか。マニアックですね。


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