飛行機はどうやって目的地へ行くのか?Flightradar24で見る飛行経路の世界。

みなさんは知らないところに行く時に何を使って目的地に向かいますか?

地図?🗺

スマホアプリ?📱

方位磁石🧭?

飛行機も同じです。

地図や方位磁石・道を示すナビのような装置などを装備して空を飛んでいます。

目次

空には見えない道が整備されている

飛行機は縦横無尽に空を飛べてさぞかし自由なんだろうなぁ、と思うかもしれませんがそうでもありません。空には航空路という”目には見えない道”が張り巡らされており、基本的に飛行機はその道を飛行することが求められます。

世界中で常時1万機以上飛んでいる飛行機たちが思い思いの方角に飛んでしまっていては、空がいくら広くても毎日どこかで衝突事故が起きますよね。

そうならないために前もって指定された飛行経路に沿って飛行機は安全に飛行しています。

飛行機の地図は誰でも無料でネットで手に入れられます

pdfチャート-1

定期便として飛んでいる飛行機の多くは前もって決められた飛行経路に沿って飛行しています。

この飛行経路が記載されている物を地図を意味する”チャート”と呼びます。🗺

その辺の本屋さんで売っているものではありませんが、インターネットで無料で誰でも簡単に手に入れることができます。🖥

↓下のURLから日本の空港のチャート(地図)を手に入れることができます。

AIS-Japan

https://aisjapan.mlit.go.jp/Login.do

中を開いていくと空港ごとのチャートが出てきます。

道路地図のようなものですが、空は高度を含めた3次元世界です。富士山など飛行に影響する高い障害物等を避けるために守るべき高度情報も記入されています。

地図の飛行経路と実際の飛行経路を見比べてみよう!

AIS-Japanのサイトから紋別空港の出発機用の地図を持ってきました↓↓

JP-AD-2.24.7-RJEB-en-JP

次にFlightradar24の地図を使って紋別空港滑走路32からの離陸をイメージしてみます。滑走路34から離陸したら右旋回して▲EB210→▲EB211→▲LUBEKへ行く道を地図に書き込みます。

実際に飛行機が飛んでいる経路をFlightradar24で見てみよう。

飛行機は急カーブできないのでターンの部分が丸みを帯びてますがおおむね合ってますね!

旭川空港の出発経路を見てみよう

旭川空港を離陸する飛行機をFlightradar24で見つけます。JAL556は下の図のような飛行経路を飛んでいました。

Flightradar24のマップで見ると旭川空港滑走路34から離陸し、右旋回で空港直上へ。その後、空港の西にあるKAGRAというポイントを通過しているように見えます。

KAGRA FOUR DEPARTUREが最も近しい飛行経路と推察されます。

AIS-Japanでどの出発経路が近いか探し出します。


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